今朝も起きたら10時だった。


あー今日も学校行きたくないし。

サボろ。かと言って、どこに行きたいとかそう言うアテもないけど。



んー。とりあえず、また兄貴の店に行くか。

少なくとも兄貴は絶対いるだろうし。


着替えてメイクして髪の毛を整えて、そして繁華街にある兄貴の喫茶店へと向かう。

最近兄貴の店は漫画喫茶へ変貌しつつあって、続き物のコミックスを読むのが私の最近の日課だ。



そう。ここ一週間ぐらい、学校へはほとんど行っていない。


行ったとしても、出欠をとるだけ。



そのかわり、大体はこの兄貴の店に来ている。



兄貴は特に何も言わず、黙って私を置いてくれている。

無言の労りみたいなものが感じられて、それはそれで居心地がいい。