深層融解self‐tormenting

「お前イミ分かって言ってんの?」

「分かってるよ!!」



涙声になりながら叫んだ自分に驚いた。なんで私、泣いてるんだろ?



怖いから?

恥ずかしいから?

それとも……先生が、他の人とそういうコトをするかも知れないから?



きっと色んな感情がぐちゃぐちゃに混じり合って、制御できなくなったんだ。

だって、もう先生の顔が涙で見えないもん。


「……お前……ホント馬鹿……」

「……バカでいいもん」


体の向きをこっちに変え、先生が私のベルトを外した。

そしてリクライニングを押し倒し、そのまま先生に抱きすくめられる。


先生からは、ドライウッディとダージリンティーが混ざったような香りがした。


安らげる、そんな甘い香り。



先生の胸に顔を埋めてぐすぐす泣いていたら、不意に顎に指を掛けられて、キスされていた。

そのキスは、この前より強引で刺激が強いモノ。

唇が触れるだけの軽いキスは、やがて舌を絡ませるものに変わってきて……。


「んふっ……ぅ…ん」


更に激しさを増すその刺激に、体全体で堪えてようやく理性を保っている。

余裕なんてとっくに吹き飛んでしまった。

「声、我慢すんなよ」



耳元で先生が囁く。

スッと頬を撫でた手が、そのままベーシックなカットソーの裾から入り込む。

ぷち、と下着を外されると、いよいよ私の心臓の動きは激しくなった。


カットソーを胸元まで捲り上げたら、裾を私の口許に持ってきて「これ噛んでろ」と、先生が言った。

その通りに裾を噛んで、先生の掌に身を任せる。