「……あー、こっからじゃ見えねぇな」
遊馬が何の事を指してるのか不思議に思った私は、遊馬が指差す方を見た。
「3つ目のコーナー。木が邪魔して、状況が見えねぇ。オイ、誰か下に居んのか!?」
遊馬が後輩君達に言うと、その中の一人が「三人ばかり回してます!!」と答えた。
「最後のコーナーッス!!」
名前も知らない後輩君の声にハッとして、その場所を見ると、木々に邪魔されて2台の車はやがて見えなくなった。
「……どっちだ……?」
緊張した遊馬の声がやけに響く。
誰もが固唾を飲んで見守った、その瞬間……―――――。
先に飛び出してきたのは、先生の白い車だった。
先生、兄貴に勝ったんだ………。
胸に広がる安堵感は、何故なんだろう?
でも、これで先生が私のところに帰ってきてくれる。
そう思っただけで、力が抜けた私は、思わずその場にしゃがみこんだ。
遊馬が何の事を指してるのか不思議に思った私は、遊馬が指差す方を見た。
「3つ目のコーナー。木が邪魔して、状況が見えねぇ。オイ、誰か下に居んのか!?」
遊馬が後輩君達に言うと、その中の一人が「三人ばかり回してます!!」と答えた。
「最後のコーナーッス!!」
名前も知らない後輩君の声にハッとして、その場所を見ると、木々に邪魔されて2台の車はやがて見えなくなった。
「……どっちだ……?」
緊張した遊馬の声がやけに響く。
誰もが固唾を飲んで見守った、その瞬間……―――――。
先に飛び出してきたのは、先生の白い車だった。
先生、兄貴に勝ったんだ………。
胸に広がる安堵感は、何故なんだろう?
でも、これで先生が私のところに帰ってきてくれる。
そう思っただけで、力が抜けた私は、思わずその場にしゃがみこんだ。

