そして帰宅したあと、お父さんのために夕食を作り終え、ゆっくりお風呂に入った。


上がったら、着替えてほんのり薄いメイクをする。髪の毛はめんどくさいから下ろして行こう。




そしてごろごろしながら迎えた夜の9時。


インターフォンが鳴ったので玄関に出てみると、アキせんせーが立っていた。



「その格好じゃ寒い。なんか上に羽織るもの着てこい」と言われたので、厚手のジャケットを羽織った。



アキせんせーの車の助手席は、もう私の指定席みたいになってる。


黙ってそこに乗り込んだ。



センセーはあまり喋らず車を走らせている。