深層融解self‐tormenting

無意識に、激しく華音を揺さぶっていた。


「ね、激し……ダメ……。先……生…っ」

華音の胸に顔を埋めた途端。


「おう、酒盛りすんのか?俺も混ぜろや」


鷹嘴さん、アンタら人の部屋の前で何してくれてんの!?もういいから!!頼むからあっち行って!!


「声……聞かれちゃう……」

「……煩ぇから聞こえねーだろ。どうせ酔っ払ってんだろうし?」

「……ぁんっ……」


恥ずかしそうに喘ぎ声を漏らす華音を、更に激しく攻め立てた。




「ねー!つまんないからDVD 観ようよ、櫻くん!無修正のえっろいヤツ!」




「……やあぁぁぁ…ッ」

「……っ……く」







……無修正とか要らねぇよ。今、本番終わったから。





そそくさと華音が衣類を身に付けたのを確認して、俺も取り急ぎジーンズだけを履いたら、思いっきりドアを開けてやった。

このドア、外開き。

そこに運悪く立っていたのは、他でもないクリス君。