次の日の修了式は、何だかんだで結局サボった。
監禁されている間の緊張がとてつもなく大きかった反動からか、今でもまだ少し震えたりしている。
先生もクリスも、とにかく体と心を落ち着けろと言ったので、学校は休むことにした。
明日からは冬休みなんだけどなぁ……。
昨日体験した非日常のせいで、まだ感情が戻ってきていないのか、何をするのも億劫で仕方がない。
昼過ぎになって、クリスが帰って来た。クリスは鎌崎先生に頼まれたと言って、通知表やプリント等をごっそり渡してきた。
「マイが心配していたよ。今日、ここに来るって言われたけど」
断ってくれよ!!頼むから!
「……今は誰にも会いたくない……」
「うん。そう言ったんだけどね」
クリスがそう言い終わらないうちに、けたたましく鳴らされる玄関のインターホン。
呆れ顔のクリスが、応対に玄関へ出た隙に、私は自室に閉じ籠った。
すると、どたどたと音を立てて、足音がこっちに近づいてくるじゃーありませんか!
まさか、と思った時にはもう遅い。
監禁されている間の緊張がとてつもなく大きかった反動からか、今でもまだ少し震えたりしている。
先生もクリスも、とにかく体と心を落ち着けろと言ったので、学校は休むことにした。
明日からは冬休みなんだけどなぁ……。
昨日体験した非日常のせいで、まだ感情が戻ってきていないのか、何をするのも億劫で仕方がない。
昼過ぎになって、クリスが帰って来た。クリスは鎌崎先生に頼まれたと言って、通知表やプリント等をごっそり渡してきた。
「マイが心配していたよ。今日、ここに来るって言われたけど」
断ってくれよ!!頼むから!
「……今は誰にも会いたくない……」
「うん。そう言ったんだけどね」
クリスがそう言い終わらないうちに、けたたましく鳴らされる玄関のインターホン。
呆れ顔のクリスが、応対に玄関へ出た隙に、私は自室に閉じ籠った。
すると、どたどたと音を立てて、足音がこっちに近づいてくるじゃーありませんか!
まさか、と思った時にはもう遅い。