私はそれを聞いて、思わず土方さんを見てしまった。 だってそれは、さっきまで水族館に行くことを反対してた人とは思えなかったから。 栞「………良いの?」 土「まぁ、このまま体調が良ければな?」 そう言って笑う土方さんを見て、私も笑みが溢れた。 栞「でも、どうして夜に海行くの?」 土「ん?まぁ、ちょっとした用事だ。」 栞「………?ふーん。」 この時、私は気付いていなかった。 ちょっとした用事、と言った土方さんの頬がほんのり赤かったこと。 そして、土方さんの上着に入ってる小さな箱の存在に。