私が顔を反らしていると、目の前にお粥が置かれた。


土「栞、食欲はあるか?お粥、作ったんだが………食べれるか?」


栞「え、土方さんが………作ったの?食べたい!!」





私が笑顔でそう言うと、土方さんが口を開いた。


土「分かった。なら食べさせてやるから口開けろ。」


栞「え!!?い、良いよ………」





私は拒んだんだが、土方さんがこう言うときくらい甘えろ、と言うからお願いした。


そのお粥は甘くて、優しくて、とても美味しかった。





だからなのかな………


次の日には、熱が下がっていたのだ。