栞「………んっ……………」 土「一一一っ栞!!!!」 私が目を開けると、そこには土方さんの心配そうな顔があった。 私は海にいた筈なのに、 平助君と一緒に海の中に落ちた筈なのに、 そこにあったのは、私と土方さんの泊まってる部屋だった。 栞「土方さん………私、どうして………?」 土「海の中に倒れたあと、直ぐに助けはしたんだ。だが、お前は意識を失っていた。」 土方さんが言うには、私は高熱を出していたらしい。 だからあの後、直ぐに部屋に戻ったのだという。