栞「ひ、土方さん………大丈夫ですか?」 土「誰か………こいつに手を放させてくれ……………」 土方さんの疲れきった声を聞いた私は、直ぐに土方さんに駆け寄ろうとした。 だが…………… 原「隙ありっ!!」 一一一一一ばしゃっ 平「わわっ………一一一栞、危ない!!」 栞「え、」 私はその時、目の前に平助君の顔を見た。 そう、原田がちょっかいをかけた平助君がバランスを崩して倒れてきたのだ。 気付いた時には既に遅し。 私と平助君は、海の中に倒れた一一一一一