栞「きゃっ、冷たーい!!」 永「そりゃそうだ。海だからな!!」 平「それは、誰でも知ってるよ。」 私は悲鳴を上げながら3人の方に近付いた。 既に3人は全身びしょ濡れだ。 風邪を引かないのかなって思ったけど、この3人は馬鹿だから大丈夫だろう。 総「皆、お待たせしました。」 原「おぅ、遅かったな。………あれ、土方さん?」 私より少し遅れてきた総司は、土方さんの腕をしっかり掴んでいた。 土方さんの顔は、物凄くやつれていた。