私は、恐る恐る土方さんの隣まで歩いた。 皆からの視線が痛い……… 土「栞、自己紹介だけしてくれるか。」 土方さんが、私に小声で言う。 栞「は、はい。」 土方さんが場所をずらしてくれて、マイクの前を空けてくれた。 マイクの前は、意外に緊張する。 栞「えっと、今日からこの学校に入学することになった、伊吹栞です。………よろしくお願いします?」