平助君が頬を膨らまして近付いてきた。 それが、どうしても私には小動物にしか見えなくって……… 栞「平助君、可愛い……………」 平「栞、男に可愛いはねぇだろう!!?」 私の呟きは、平助君には聞こえてたみたい。 平助君が私に、思い切り嫌そうな顔をした。 栞「ご、ごめん………」 私がしゅんとすると、近藤さんの声が聞こえてきた。 近「さぁ、さぁ、旅行は卒業式が終わったら直ぐに出発だからな。準備をしておいてくれよ。」 皆「「「「「「「「はーい!!!!」」」」」」」」