永「ったく、話くらいは聞いとこうぜ?」 総「ま、仕方がないんじゃない?栞ちゃんなんだもん。」 原「だな、栞だもんな。」 斎「全く、お前はそんなこと言うから栞に殺られるんだ。」 私が驚いていると、今度は雪まみれの2人が近付いてきた。 平「ったく、左之さんは力強すぎ。俺、死ぬかと思ったからな。」 永「わははっ、左之は力だけが取り柄だもんな。」 烝「永倉さんも永倉さんや。」 私は、周りで皆が騒いでいるのを聞いて気が付いた。 栞「あ、あの………土方さん?」 土「ん、何だ?」