Time〜元新撰組と現代少女〜





私が怒っているのに、土方さんは笑って私のことを見てくる。


私は怒ってるから、そんな顔が今は気にくわない。


栞「何でそんな顔して一一一一一
土「栞。」


栞「な、何………また何か言うの?」





私が土方さんをジッと睨むと、土方さんはニヤリと笑った。


土「お前、俺を誰だと思ってやがる。」


栞「……………え、」





私は、土方さんの言葉を理解できずに聞き返した。


すると、土方さんは私の頭をくしゃっと撫でてきた。


栞「わわっ!ちょ、ちょっと……………」


土「俺は鬼の副長だぜ?ま、今は教頭だがな。」