土<だいじょうぶ> 栞「土方さん………」 私が呟くと、土方さんは微笑んで近藤さんの方を向いた。 そして私も、覚悟を決めて近藤さんを見た。 近「教師は、ただ単に教師を続けたいか辞めるかの2択だ。」 烝「んな大雑把でええんかいな。」 斎「そこが、校長らしい。」 烝「そりゃそうなんだけどな………」 烝と一くんが話しているのを聞き流していると、近藤さんが衝撃発言をした。 近「この用紙は、卒業式の前日までに提出だ。尚、教頭と伊吹君は卒業決定だ。」