土「あぁ。………知りたいか?」


栞「うん、知りたい!!」





私が笑顔で頷くと、土方さんは私を抱き締めていた腕を解いた。


そして正面に来ると、土方さんはニヤリと笑って顔を近付けてきた。





一一一一一ちゅっ


栞「ひひひ………土方さん!!?何を一一一
土「"共に未来のドアを開けましょう"」


栞「………ぇ?」


土「それが意味なんだよ。」





土方さんの言葉を聞いて嬉しくなった私は、土方さんに飛び付いた。


土「栞、誕生日おめでとう。産まれてきてくれて、ありがとな。」