ニヤリと笑う土方さんを見るのは久し振りだった。 栞「こうして2人でゆっくりするのって、久し振りですね♪」 土「あぁ……………構ってやらないですまなかった。」 栞「うぅん、こんなに素敵な誕生日をくれたんだもん。嬉しい!!」 私が笑顔で言うと、急に土方さんは車を止めた。 栞「土方さん、どうしたの?」 土「いや………本当は外食に行こうと思ってたんだが……………」 言葉を濁す土方さんは、珍しかった。 私が土方さんが口を開くのを待っていると、土方さんはこっちを見た。