ハッとして土方さんを見ると、土方さんもこっちを見ていた。 土「何だよ………悪いか?」 栞「いっ、いえ……………!!」 私が首を勢いよく振ると、土方さんがふっと笑った。 土「その服、似合いすぎて困るな………」 栞「……一一一っ!!?////」 私が顔を真っ赤にすると、土方さんは私の頭をくしゃくしゃ撫でて、車を発進させた。 横で運転する土方さんは、とてもカッコよくて、やっぱり自慢の恋仲だと実感した。 栞「ところで、何処に行くんですか?」 土「んぁ?……………秘密だ。」