その光景を、俺が冷たい目で見ていると、横から溜め息が聞こえた。 烝「だから、この部屋では無理なんやて。」 土「……………山崎。もしかして、この散らかってるの全て平助のか?」 烝「えぇ、そうですよ。」 土「お前、大変だな。」 烝「えぇ、そうですね。」 遠い目をし出した山崎を横目に、俺はこの部屋の元凶の所に行くことにした。 平「あぁ、もう新八っつぁんまで色々出してくるなよ!!」 土「平助……………お前、少し黙ろうか。」