やっぱり頭から放れないよあんなの わたしは教室へ向かった 「おぉ、七瀬ちょっと頼み事が あるんだ」 教室に入ると 担任の前原先生に呼び止められた 「何ですか?」 「この書類を保健室に 持っていってくれないか?」 「わかりました。」 わたしは書類を預かって 再び教室を出た その時も一度焼きついたあの光景が 頭から離れてくれなかった