False Love







「なぁ。
そうま好きってどういうことなん」



「それは、違うねん…」



「何が違うねん!!!!」







こんな夜に公園で
女の子に向かって叫んで怒って。
俺捕まるんちゃん。





でも、そんな状況でも
どうしてもおさえられへん。








「聞いて、お願い…」





下向いて肩震えならが
ももが話出した。








「高校のとき、ずっと
そうまくんがすきやった。
見た目怖いけど、たまに
優しくしてくれてそれで
好きになって…」



「・・・」




「でも、告白できひんかった。
勇気でえへんくて。」








俺に好きってゆわんかった理由
そうまが好きやったからなんや…



なんや、俺恥ずかしいな。