「…愛してる……。俺にはお前だけだ」 まわりは、ざわざわしているはずなのに一瞬何も聞こえなくなった。 大好きな人から、こんなふうに言われたら嬉しくないわけがない。 だから、私からも言ったんだ。 精一杯、背伸びをして遥真の耳元で 「私も、愛してるよ」 * End ___