ー…ガラッ
教室に着き、ドアを開けた。
そしたら、今まで煩かった教室が、急に静かになった。
そんな中、自分の席に座り、机に突っ伏して寝る体勢に入る。
……が、煩すぎて眠れない。
教室の女子が、わざとらしく少し大きめの声で陰口を言っている。
“ねぇ、あの女神条組の関係者らしいよ?”
“まぢ!?怖すぎるんだけどぉ。”
“だよねぇー。”
「チッ。うっさくて眠れもしねぇ。」
ドォン!!
バァン!!
机や椅子を蹴り飛ばして教室を出た。
少しやり過ぎたかな。
つい、頭にきてしまった。
そして、屋上に向かった。