その頃の、砂浜(テント)。



「嘉恋ちゃんと緋翠、付き合ってるみたい。」



遥空がボソッと呟いた。




「チッ。俺が行けば良かった。」



煌大がイライラしているのがよく分かるくらいオーラに出てる。




「…お気に入りだね〜。」



クスクス遥空が笑う。




「るせぇ。」



「嘉恋ちゃん、競争率高いと思うよ?」



「同感。」




麗都も うんうん と頷いている。