漆黒の少女




「…さっさと、テントくらい立てろや。」




煌大もそう言いながら、みんなの輪の中に入って行った。




「嘉恋ちゃん、もう立て終わると思うから着替えてきたら?」



「…ん。」



遥空は、車の鍵をしめてこっちに向かって来たのだろう。




あたしは、自分の鞄を掴んで、更衣室に向かった。