漆黒の少女




尚哉、行動が早い。




あたし、今起きたとこなんだけど。




麗都もただ眺めてるだけで、尚哉を止めようとしない。




「んーっ!!」



精一杯、伸びをしてシートから身体を離す。




尚哉は、あたしが伸びをしたのを確認して手を引っ張ってきた。




「今行く。」