漆黒の少女





チラッと運転席の方を見たら、何と今150キロも出ているのが見えた。




「遥空。」



「ん〜?どうしたの?嘉恋ちゃん。」




遥空は運転中だというのに後ろを振り向いてきた。





…馬鹿?





「…見損なった。」



「えっ!?何!?急にどうしたの!?」



「前向け。」



「あ、はい。」



「事故らないでよ?事故ってあたしが死んじゃったら一生恨み続けるから。」



「…はい。」




それから車のスピードが少し落ちたのは言うまでもない。