「やっぱ、大雅のタコライスが1番。」



「サンキュ。」




大雅はニカッと笑った。




「…明日さ。」



「おぅ。」



「海なんだよね。」



「おぅ。………って、海ーー!?!?!?」



「ん。」



「あんだけ、去年嫌がってたくせに!!」



「状況が違う。」



「ってか、明日って………。」



「何。」



「いや、何でもね。」





大雅の顔が一瞬曇ったような気がしたが、すぐに笑顔に戻った。




…明日。




何か知ってるな。




海関係だろうか。





……あたしも嫌な予感しかしない。