漆黒の少女




チラッと尚哉を見ると若干涙目になっていた。



遥空とアイコンタクトをとり、そろそろ止めることにした。




流石に尚哉が可哀想だから。




勿論、尚哉の取扱説明書なんてない。



嘘だ。



まぁ、本人はあると信じたみたいだが。




「お前、マジで馬鹿だな。」



緋翠が保冷剤を持ってきた。



「取扱説明書とか嘘に決まってんだろうが。」



「…緋翠〜!!!!!!」



「止めろ。」




尚哉が緋翠に抱きついていったが、緋翠は全力で拒否していた。