「煌大さんが探しに来てたよ?っていうか、祥獣で探してた。」
「…祥獣で?」
「うん。…おっ。よっ。久しぶりだなぁ。……まぁ、幹部中心にだったけど〜。」
…わかりにくい。
他の奴との会話を挟むな。
力矢は、“おぅ。よぅ。”など言いながら色んな奴と軽く話をしていた。
勿論、あたしはそのたび止まって力矢に合わせる訳もなく、無視して教室まで向かって歩く。
「ちょ、嘉恋ちゃん!!ちょっと待ってよ。」
「別に話してくれてていいよ。」
「いやいやいや。てか、煌大さんのとこ行かなくていいの?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…