…いつ電話したんだろう。



あたしは、電話してないから鳳啓だろう。



「お疲れさまです。どうでした?」


「大丈夫、ちゃんと潰れた。」


「あぁ。」



鳳啓が手についた誰のかわからない血をハンカチで拭いていた。



「そうですか。」





こうして、無事に仕事が終わった。