「…。光舞の車に乗っといて。」


「あぁ。」


鳳啓と別れて自分の部屋に向かった。




苓士Side


今夜、帝は組潰しだ。


まぁ、帝は若頭だから大丈夫だろう。



それにしても、普通は俺と鳳啓で潰しに行くものじゃねぇの?



親父の考えが未だにわからない。


でも、これだけはわかる。


親父は本当に帝を大切にしている…。


一目瞭然だ。




苓士Side end