漆黒の少女



「お待たせー!!これ、祥獣の資料!!」



大雅は、カウンターに祥獣の資料を置いた。



「…頼んでないけど?」


「いや、いろいろと情報はあったほうがいいっしょ?」



「ハッキング。」


「いやいや、ハッキングするよりこっちのほうが正確だし。」


「ハッキング。」


「いーや、俺の資料だな!!」


「ハッキング。」


「俺の資料だ!!」


「…もうどうでもいい。」



しょうもない。



…取りあえず、大雅の情報も借りていこう。