漆黒の少女



―約10分前




1本の電話がかかってきた。



“はい”


“帝?暇だったらちょい面貸せよ”


“暇じゃない”


“えぇ〜!!そこをなんとか頼む〜!!俺、暇すぎて死んでしまう〜”



…よくそんなんで店、続いてるな。



“…しゃあないな”


“やったー!!じゃあ、45分に来て”


あたしは、ここで電話を切った。


…暇すぎて死ぬ奴なんかいないと思う。




…ということだ。