「嘉恋ちゃんは、俺等より1つ下なんだね。」


「…。」


「尚哉が教室で待ち伏せしようって言ったんだよ?どうしても顔が見たかったみたいで。」


遥空はクスリと笑い、尚哉を見る。


「あ゛ー!!遥空!!お前嘉恋ちゃんに余計なこと言っただろー!!」


尚哉が遥空に怒鳴る。


「あはは。バレた?」


そんな尚哉を笑ってながす遥空。


「バレるに決まってるだろうがぁ!!」



ヴーヴー…




あたしの携帯だ。


表示は鳳啓。