漆黒の少女


「行くぞ。」


金髪頭が立ち上がり、教室を出ていく。


それに、ぞろぞろと祥獣の奴等が着いて行く。



あたしは、緋翠と一緒に祥獣の奴等から少し離れた所を歩いている。




「なぁ、急に転校なんかしてきてどうしたんだ?」


「ん?緋翠に会いに来た。」


「…。」


「なんて言ってほしかった?」



「ふっ。俺の名前、忘れてたやつに言われたくねぇわ。」


「…っ。」


「まぁ、お前が男に本気になるわけないか。」