そら人間なんだから、名前くらいあるのは分かってるけど、知らないから。 「あ、自己紹介する?」 黒頭が言い出した。 「いや、駄目だ。するなら倉庫だ。麗都が倉庫にいる。」 あたしとお揃い(ウィッグの下の髪)の金髪頭が言った。 「嘉恋ちゃん、お願い。倉庫来てくれないかな?」 …面倒くさいな。 「…わかった。」 黒頭はニコリと笑い、オレンジ頭はギャーギャー言って喜んでいた。