「亜紀の思うように、この部屋を変えてくれ」


「・・・・え?」

それはどういう意味?

・・・

「亜紀と一分一秒、

共に過ごしたい・・・

一緒にここに住まないか?

仕事から帰ってきたら、亜紀の笑顔があるだけで、

私の疲れも吹き飛びそうだ」



「…寝相悪いですよ」

そうボソッと呟いた私。

一瞬目を丸くした宗吾。

でもすぐに声をあげて笑った。

・・・

「そんな事は気にしない・・・

ベッドだって広いしな・・・?」


「・・・う///」

一緒に住む、一緒ぬ眠る=夜の営み。

そう考えただけで、

全身が真っ赤に燃えるほど恥ずかしい。

そんな私を見て面白そうに意地悪に微笑んだ宗吾は、

私を強く抱きしめた。