楼「桜様、お迎えに来ました」
…………
桜…??
誰それ…??
ハッ
もしかして…
助けようとしてくれてるの…??
「…遅いです…」
楼「…すみません…お父様がお呼びですので…」
「わかりました。えっと…京さんでしたっけ…??今日は、楽しかったです。ありがとうございます」
私は、そういって車に乗り込んだ。
楼は、風月に礼をして車に乗り込んだ。
そして、車から出発した。
楼「璃乃さん、探しましたよ…??」
「アハハ…ごめんね…??」
楼「…まぁ。いいですが…それより…風月は、璃乃さんって気づきませんでしたね(笑)」
「…そうたね…」
ちょっと、ショック…
私って気づかないなんて…
帰ったら、全員お仕置きだな((ニヤッ
楼「…咄嗟に、桜様って言いましたけど…」
「あー。別に気にしないから」
どうせ、私の通り名から取ったんだろうし。
「麗桜」だから、「桜」にしたんでしょうね…
「でも、なんで桜にしたわけ??麗でも、よかったんじゃない…??」
そう。わざわざ、桜じゃなくてもよかったはず…

