「うるさい。私は、これでいい」


この性格を変えようとも思わない。


柳「ふっ。さすが、俺が気に入った女だ」


へぇ…


私、気に入られてたんだ…??


どうでもいいけど。


「てか、なんでアメリカに呼んだの…??」


柳「…俺の…仕事を手伝ってくれ」


仕事…??


「何の…??」


柳「組だ」


組…??


「もしかして…組長??」


なわけないよなー


こんなやつが、組長なら組は潰れてる。


柳「…組長だが…??」


だよな…


ってはぁぁぁぁぁぁぁ!?


「組長!?」


柳「あ、あぁ…」


あり得ない…!!


よく、組が潰れなかったな…


柳「で、手伝ってくれるのか??」


「却下」


組の手伝いとか、めんどくさい。


どうせ、私に手伝わせて…


世界のトップに立とうとか思ってるんだろ…??


世界のトップは、私の家なんだよ。


だから、お前に手伝うわけにはいかない。


柳「…そうか…」


「寝るから、出ていけ」


柳「無理。俺も寝る」


「はぁ??」


柳は、私のベッドに寝転がった。


柳「璃乃、来い」


柳がベッドに寝ながら、手を広げてる。


柳の腕の中に来いってか…??


「ウザイ」


私は、それだけ言って部屋を出た。


あ…


部屋を探られる可能性があるな…


まぁ。でも、大事な物は持ってる。


てか、金庫に置いてある。


私は、日本から金庫を持ってきた。


その中に大切なものをいれてある。


金庫は…


隠してあるけどな??