私は、相手を見ずに出た。
「もしもし??」
?「…前岡璃乃か…??」
てか…
「あんた、誰??」
?「ふっ。俺か…??お前の過去を知っている奴だ」
!?
私の過去を…!?
「なんで、知ってる…??」
?「ふっ。何でだろうな??」
「ちっ」
本当に何者だよ…
こいつは…
?「今から、言うことを聞け」
「は…?なんで、お前のいうことを…「風月達にばらしてもいいんだぞ?確か、弟も知らないんだよな?」
うっ…!!
くそっ…!!
脅しってわけか…
「わかった。なんだ??今から、総長を辞めるって弟にメールしろ」
「はぁ?」
?「いいからしろ」
なんで、お前に命令されないといけないんだよ…?
「辞める理由がわからない」
?「辞める時は、最悪な言い方をして辞めろ」
は…??
私の質問は、無視かよ…
ちゃんと、答えろよな…!!
「いやだ。辞めるつもりはない」
?「そうか…なら、アメリカに行け」
「…何故だ??」
?「俺がそこにいる。話しは、ついてから言う。このことは、誰にも言うなよ…??言ったら…殺すぞ??」
「わかった」
私は、それだけ言って電話を切った。

