店員「マスター、こいつが情報をほしいんだってさ~」


マスターは、クルッとこっちを見た。


ふっ。


思った通りだ…


マスター「…お前は、下がれ」


店員「…わかりました。でゎ、失礼しました」


店員は、部屋を出ていった。


店員が出ていったあと…


何分か沈黙が続いた。


「マスターって…あんただったんだ??」


私から、口を開いた。


マスター「…わかってたんだろ…??」


「もちろん。でも、本当かどうかはわからなかった」


マスター「ふっ。まぁ。いい。用件は??」


「その前に…そこに隠れてるんだろ??滝の父さん??」


滝の父さんは、ゆっくりと出てきた。


私が話していた、マスターは…


涙の父さんだ…


だから、わざと涙を店の前に置いて来た。


涙父「ふっ。ばれてたか??」


「バレバレ。もうちょっと、気配消したら??(笑)」


私は、鼻で笑いながら言った。