グイッ


「へ?」


涙「…ダメ…」


行こうとしたら…


涙に腕を引っ張られた…


だから、連れて来たくなったのに…


「俺は、行くから」


私は、涙の手を振り払って店の中に入った。


カランカラン


入った途端…


絶句した…


不良が多すぎ…


しかも、頭色とりどりだし…


目が痛いんだけど…


店員「ん?お客さん…初めてだね…?」


店員だと思われるやつに話しかけられた。


「あー。うん。てか、ここって情報くれるって本当か??」


店員「情報…??君…情報がほしいのか…??」


「うん」


店員「ふーん…わかった。マスターのところまで案内する」


私は、店員の後について行った。


そして、豪華な扉の前に連れて来られた…


「ここにマスターがいるのか?」


店員「ん??あぁ」


確かに、マスターがいそうな扉だな…


てか、王様がいそうな扉なんだけど(笑)


店員「おい。入るぞ」


「は?」


ガチャ


あ…!!こいつ…!!


私は、まだいいって言ってないぞぉぉぉ!?