「陽?私、帰るよ?」
そろそろ、寒くなってきたしね…。
陽「…」
陽からの返事はない…。
どうしたのかな…?
「…帰ろう…」
私は、独り言のように呟いた…。
私がそういった途端…
陽の体がビクッとなった…。
驚かしちゃったかな…?
陽「…待って…」
「へ…?」
いま、なんて言ったの…?
陽「待って…話しがあるんだ…」
話し…?
「すぐ、終わる?」
陽「うん…」
すぐ、終わるんだ…。
なら、いっか…。
「わかった。でも、早くしなよ?好きな人に告白しにいくんでしょ?」
陽「りーちゃん…誤解してるよ…」
「誤解…?」
何の誤解…?
主語がないから、わかんない…汗

