NO.1総長が男子校に!?<下巻>



璃乃side


家に帰っても、暇だから…


私は、公園に向かった…。


「はぁ…」


色んな事がありすぎて…


頭が痛い…。


ちょっと、寝たいかも…。


でも、ここで寝たら…


凍死しちゃうよね…。


だって、今冬だしー。


寒いしー。


うん。


家に帰ろう。


私は、公園の出口に向かって歩き出した。


ジャリ


前から、見たことあるような人が歩いてきた…。


誰だ…?


冬なわけだから…


霧みたいなのがかかってるから…


あんまり、見えない…。


「りーちゃん‼︎」


「⁉︎」


この声は…


「…陽…?」


な気がした…。


いや、陽がいるわけがない…。


陽は、倉庫にいたんだから…


まぁ。敵の倉庫だけど…。