璃乃side
家に帰っても、暇だから…
私は、公園に向かった…。
「はぁ…」
色んな事がありすぎて…
頭が痛い…。
ちょっと、寝たいかも…。
でも、ここで寝たら…
凍死しちゃうよね…。
だって、今冬だしー。
寒いしー。
うん。
家に帰ろう。
私は、公園の出口に向かって歩き出した。
ジャリ
前から、見たことあるような人が歩いてきた…。
誰だ…?
冬なわけだから…
霧みたいなのがかかってるから…
あんまり、見えない…。
「りーちゃん‼︎」
「⁉︎」
この声は…
「…陽…?」
な気がした…。
いや、陽がいるわけがない…。
陽は、倉庫にいたんだから…
まぁ。敵の倉庫だけど…。

