親父「璃乃は、わからんくていい。さてと…まぁ。璃乃の実力はわかった」
私の…実力…ね…。
「あれ、ちょっとしか力入れてないから」
私は、はっきり言った。
全員「え…?」
親父「さすが、璃乃だなー!あれは、全然力入れてないのか…。全力に見えたが?」
ニヤニヤと笑ってる、親父。
うざっ。
ゲシッ
私は、50%の力で親父を蹴った。
軽く蹴ったつもりなんだが…
親父は、飛ばされていった…。
しかも…
倉庫の壁にぶつかった…。
全員「あ…」
みんなが一斉に私を見た。
はい。
私がやったけど?
親父が悪いし…。
仕方ない。
ムクッ
さすが、親父…。
あれで、平気なんて…。
親父「んー。強くなったなー」
怪我は、ないみたいだ。
当たり前。
親父は、私が蹴る前にガードしてたんだから…。
もうちょっと、早かったからなー。

