NO.1総長が男子校に!?<下巻>



璃乃side


あいつ「璃乃…お前は…外国にいたことあるよな?」


外国?


いっぱい、行ってるな〜。


あいつ「俺と前、あったんだよ…そこで、俺はお前に助けられた…」


私がこいつを助けた…?


全く、記憶がない…。


あいつ「俺は、それから正統派を目指そうとした。でも…前の総長が悪いことをしてたんだ…。だから、俺も仕方なくやってた…。前総長がお前を狙ってるって聞いてな…。お前を守ろうとして…。お前をこっちに来させた…でも…それが前総長にばれたんだよ…おそらく…もうちょっとしたら、来るだろう…」


こいつの前総長…?


誰だろう…。


私は、頭をフル回転させた…。


でも、いくら考えても…


わからない…。


つまり…


こいつは、私を守るためにやった。


それは、わかる…。


あいつは、私に対して何もしなかった…。


逆に守られてる感じがした…。