華桜幹部side
千里「璃乃…」
陸「千里、大丈夫ですよ…璃乃ですから…」
そういう陸の手は…
震えていた…。
だから、千里達は何も言えなかった…。
璃乃「かかってこいよ」
珍しく、璃乃が挑発している…。
いや、珍しくないか…。
あいつ「璃乃…俺がなんでお前にこだわってるか…教えてやろうか…?」
璃乃の挑発には、乗らないあいつ…。
璃乃「あ?あぁ」
璃乃は、ちょっとイライラしてるみたいだ…。
千里「…でも、本当にあいつしつこいよね…」
陸「そうですね…。しつこいのは、嫌われますけどね…」
慧「…」
慧は、ジィーッと璃乃たちを見ていた…。
あいつ「お前らー!手を出すなよ?」
あいつは、下っ端に聞こえるような声で言った…。
下っ端は、戦闘態勢から普通の態勢に戻った。
華桜の幹部も戦闘態勢を崩した。
これから、始まる…
悲劇を見ることになるなんて…
今のみんなには、わからなかった…。
華桜side end

