私は、陽を起こさないようにゆっくりと態勢を変えて抜けようとした。
もうちょっと…
で、抜ける…!
でも…
ぐいっ
「へ…?」
気づいたら、陽に抱きしめられていた…。
陽「勝手にいなくならないで…?」
寝起きだから、目がトロンとしている…。
か、可愛い!!
でも、言ったら絶対怒られる…。
陽「りーちゃん…」
「っ!な、なに…?」
急に、陽が苦しそうな声を出すからびっくりした…。
陽「りーちゃんは…僕が元からこの性格って思ってた…?」
「…思ってないよ…」
陽の性格が薄々わかってた…。
空元気なのも…。
陽「僕…昔から可愛いってよく言われてたんだ…だから、可愛い性格じゃないといけないって思うようになって…気づいたらこの性格になってた…でも、最近疲れて来たんだ…。本当は、女の子なんて嫌いなのに…。この性格だから、無理して話さないといけないの…」
陽…。
やっぱり、陽にも過去?があったんだね…。

